㈱きょうと義肢
Kyoto Prosthesis & Orthosis Co.,Ltd.
一期一会を大切に共栄できる社会を目指して
㈱きょうと義肢の仕事
結果を重視し装具療法のエビデンスをふまえて分かりやすく御説明いたします
義肢装具製造販売
経験と実績をもとに最適な義肢装具をご提案
医療専門家として
学会発表・研究・論文等、業界の発展に貢献
SDGs17の目標の取り組み
我々にできることから進めています
ご挨拶
(株)きょうと義肢は令和3年3月、京都市上桂にて創業しました。
今までお世話になった方々、今後出会う方々に感謝しながら頑張っていきたいと思っております。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
代表取締役 荒田 和昌
足底板
北米や欧州で学んだ足底板の技術を日本に還元していきます。靴の本場の技術により歩容の改善や、膝の軟骨の摩耗の軽減など様々な対処方法で治療に臨ませていただきます。
学会発表・論文実績
我が社におけるポリオ用装具について POアカデミー会誌8巻1号.29-31.2000
足底装具のカットラインが歩容に及ぼす影響 POアカデミー会誌14巻164-165.2006
足底腱膜炎に対するポリプロピレン製足底装具の評価 JSPO会誌23巻182-183.2007
弊社で製作している足底挿板 POアカデミー西日本研修セミナー 一般演題 2009
圧迫骨折に対する装具療法の比較 JSPO会誌25巻171.2009
変形性膝関節症に使用した機能的足底板の評価 POアカデミー会誌19巻64-65.2011
変形性膝関節症における足底装具の評価 POアカデミー会誌20巻122-123.2012
変形性膝関節症における足底装具が及ぼす筋力への影響 POアカデミー会誌20巻124-125.2012
スマートフォンを用いた変形性関節症の歩行分析評価の検討 JSPO会誌29巻206.2013
変形性膝関節症に対する足底装具の評価-超音波画像を利用して POアカデミー24巻226-227.2016
外傷性伸筋腱脱臼の装具療法 JSPO会誌34巻.239.2018
アキレス腱断裂縫合術後から装着する新型動的装具の開発 JSPO会誌34巻148.2018
吸着式ソケットが不適合な断端にNU-FlexSIVソケットを製作した1症例 JSPO会誌35巻217.2019
リハビリテーションのための足と靴のみかた 坂口顕編 改題2版 P,199「装具と靴」コラム掲載 2024
SDGs17の項目について
1から4の国際目標について、私は以前ドミニカ共和国に単身で訪問し青年海外協力隊の活動を見学させてもらった経験があり、日本の教育・保健・福祉のすばらしさを途上国に触れることで体感しました。
義肢装具の基礎を伝えようとしても根幹となる教育を受けていないために伝わらない。そんな経験をしました。
例えば角度というものを知らないので、角度が伝わらなかったり、文字や計算ができないといったところに苦戦しました。
また地方では、戸籍を知らず登録されてない人がたくさんおられ、福祉制度を使えず、教育も受けられず家の横に生えているバナナだけを食べていて、栄養失調で病気を患う人もいました。こういった教育、貧困、飢餓、保健福祉の関連性を知り、基礎教育の大切さを学びました。
日本の義肢装具業界は先進国に比べると後進国で、学問的にエビデンスを作っていく作業が遅れています。師弟制度で個人の感覚で伝わってきた技術は後世に伝わりにくく素晴らしい技術も発展させるには時間がかかります。先進国のエビデンスに基づいた教育を広め、義肢装具の基礎教育を学んでもらうことが今後のこの業界の底上げにつながると感じます。そこで積極的に臨床実習生の受け入れや学会発表、論文提出、セミナー運営に携わってきたので、今後もその活動を継続していこうと思っています。
また9から15の国際目標において、我々製造業は経済活動を行うことが自然破壊につながっています。できる限り3Rに努めることが重要で、製作された義肢装具を修理して使用できるようにする、そんな活動も積極的にしていこうと考えています。
令和3年12月より廃材として業務廃棄していた石膏廃材を吉野石膏さんのリサイクルシステムを採用させていただき、石膏ボード等に再利用されています。